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内田康夫さんの「藍色回廊殺人事件」読了 [読書] [読書]

サスペンスでも少しずつしか読み進めないのは変わりません。
むしろゆっくりと読んでいくことで情景が頭に描かれ、疑似体験をしているような感覚を味わえるのです。
読み終えたときの満足感が半端ありません。おすすめの読み方です。

浅見光彦シリーズは「華の下にて」を読んだので、今回はそれ以来で2作品目となります。この感想文を書くにあたって、wikiを見ましたがたくさん出版されてて驚きました。どおりでテレビドラマでやっているわけです。小説を読んでから、テレビドラマを見るのはいいですが、逆は面白くなさそうですね。

読みやすく、多くの場面でどんどん先が読みたくなるのはさすがです。エンディングは賛否両論ありそうですが、個人的には別の展開が良かったかもしれません。最後の人物もまさかの人だったので、またやられてしまいました。途中の場面で見事に違う選択をさせられてしまいました。

この本は、読みやすく心地よい展開ということに尽きます。シリーズ全体にいえることだと思います。サスペンスの水戸黄門とでも表現すると良さそうです。それよりも地域性や登場人物に変化があって楽しめると思います。

今回の舞台は、徳島県の吉野川あたりでした。吉野川に行ってみたくなりましたし、お遍路のスタートとか、藍染めやらも興味が湧いてきました。この物語を読んだことで、きっと私は徳島へ旅に行く日が来ることは間違いないでしょう。

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